米Apple、売上高目標未達へ

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(ブルームバーグ): 米アップルは17日、1-3月期の売上高ガイダンスを達成できない見通しを明らかにした。中国での新型コロナウイルス感染拡大に伴う業務の遅れと需要減少を理由に挙げた。

アップルは発表資料で、「中国で業務が再開され始めているが、われわれは当初の予想よりも、通常の状況に戻るのが遅いと理解している」と説明。世界的に「iPhone(アイフォーン)」の供給が「一時的に抑制」されるだろうとしている。

また、店舗休業や営業時間短縮、来店客数の減少で中国内での製品需要も減っていると指摘した。

同社は従来、1-3月(第2四半期)売上高を630億-670億ドル(約6兆9200億-7兆3600億円)と見込んでいた。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は652億3000万ドルだった。同社はこの見通しを発表した1月時点で、工場再開が2月10日になるとしていたが、ウイルス封じ込めの取り組みのため再開プロセスは鈍い。

同社の発表で新型ウイルス流行による企業収益や経済成長への打撃への懸念が強まり、米株価指数先物は下落。アップルのサプライヤーのTDKや村田製作所の株価も18日の東京市場で3%超の値下がり。

長年アップルを調査してきたアナリストで、ループ・ベンチャーズ共同創業者のジーン・マンスター氏は「中国で事業を手掛けることに伴うもろ刃の剣だ」と指摘。中国へのエクスポージャーがこれほど大きい巨大企業は他になく、過去10年はそれがアップルにおおむね成功をもたらしてきたが、今や痛手となっており、同社はそれに対処しているところだと分析した。

アップルは中国以外での製品とサービスの販売は「これまでのところ堅調で、当社の予想通りだ」と説明した。

1-3月期の新たな売上高見通しは提示しなかったが、状況は「変化している」とし、4月の決算発表に関する電話会見でさらに情報開示する方針を示した。

同社は2月に低価格アイフォーンの新製品の生産を開始し3月にも発売する計画だとブルームバーグが先に報じていたが、新型ウイルスがこうした計画にどう影響するかは不明。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200218-76800570-bloom_st-bus_all


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